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知らない間に相続登記をされて、売却！？
相続登記には２種類あります。
相続登記をする場合、2種類の方法があります。
- 遺産分割協議をして、相続人のうち一人が単独で不動産を相続する。
- 相続人全員が共有で不動産を相続する。
相続人のうち一人が単独で不動産を相続する。
例） 相続人Ａ・Ｂ・Ｃのうち、Ａが単独で不動産を相続する。
相続人全員が共有で不動産を相続する。
例） 相続人Ａ・Ｂ・Ｃが、共有で不動産を相続する。
上の図の場合、Ａ・Ｂ・Ｃそれぞれ３分の１ずつ相続できます。
上記２のように相続人全員で不動産を相続する名義変更をする場合、
相続人のうちの一人が申請をすることで、名義変更することができます。
つまり、Ｂさん・Ｃさんの協力がなくても、Ａさんが一人でＡＢＣの三人で共有するよう名義変更することができます。
共有で不動産を相続した場合の注意点。
- 固定資産税は誰が支払うの？
- 不動産の管理は誰がするの？
- 不動産を売る時や貸す時に全員の同意がいる。
- 共有の名義から単独の名義に変更する場合、再度遺産分割協議を行わなければならない。
最も注意する点は
勝手に自分の持分だけを売ることができます。
通常、不動産の３分の１だけを買ってくれる人はいません。
しかし、それを狙った不動産業者もいるのです。
３分の１だけを買ってくれる人はいないので、通常の価格よりも安く買い取られてしまいます。そして、他の所有者に対して、不動産業者の持分を買い取るか、自分たちの持分を売るか選択を迫られます。
知らない間に、不動産を売却されたり、
知らない相手と不動産を共有する前に、
不動産の名義変更をしておきましょう。
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